窪川(現四万十町)の街はコンパクトだ。
にもかかわらず飲食店はやけに多い、反して店の情報は少ない。
今回は窪川ネイティブに教えてもらった手付かずのディープゾーンに潜入してみる。
「お食事むぎ」さん、かなりサグいです。
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ビールを注文するや「カツオのたたきでええか?」と言われ、冷蔵庫からこれが出てきた。
それも1人1皿ずつ。
大衆食堂のショーケースの小鉢的な感じなんだが、普通の冷蔵庫なので当然中身は見えない。
店内にあるメニューはこれだけ。
けど、今はやってないという。
おそらくお昼の日替わり定食メニューを書くボードなんでしょうね。
下はサイドメニューかな。
もう一品欲しくなり、冷奴はあるか尋ねたら厨房から「今つくりゆ」と返ってきた。
えっ?心読んでた?
しかも漬け物付きという珍しいスタイル。
もちろん1人1皿。
「昨日の残りもんやけど」とフライ盛りが出てきた。
メンチカツ、アスパラフライ、えび天である。
これは2人で1皿だけど、シェアしやすいようにメンチカツは切ってくれてる心配り。
ばあちゃんが1人でやってる店って自分ルールをガンガン押し付けてくるけど、それを補って余りあるホスピタリティがあるから心地いい。
刺激的でありながらほっこりさせてくれる。
アテは以上3品、いずれも一般的な普通の注文でないのがすごい。
これに中瓶を4本で合計3600円、1人1800円でした。
遠出して呑むと「こんな店が近所にあったら」とかよく思うけど、灯台元暗しで実は身近にもほっこりサクッと呑める店あるのでしょうな。
※2軒目はこちら
窪川のディープな夜「居酒屋さくら」!窪川ギャルズとワンチャンあるか? | ガタリ夜話