【大阪ひとり呑み紀行①】超ディープなホルモン焼きの「鹿児島屋」!

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年末に弾丸帰省した大阪でのひとり呑み3本立て。

大阪と言いつつ1軒目は兵庫県、阪神尼崎。

近鉄布施駅前で昼呑みしたあと、あてもなく近鉄電車に乗って流れ着いた終着駅。

※関連記事

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この光景ヤバくない?

商店街が機関車トーマスみたくツラを寄せ合ってる。

実は手前にもうひとつあって全部で4本の商店街がパックリと口を開けてるのだ。

ストリートビュー見ると4本揃い踏みがよくわかる。

商店街グランドクロスとでもいおうか、おそらく銀河系でここだけの絶景。

まあ左の2本は同じサンロードの入り口で奥でつながってるし、右の三和市場は公設市場なんだけどね。

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で、商店街グランドクロスの波動をもろに浴びる場所にあるのがホルモン焼きの「鹿児島屋」。

大阪時代にも来たことがあるからこれで2度目。

ちなみにサンロード内には「鹿児島名産店さつまや」とか「婦人服さつま屋」があり、このあたりに鹿児島からの移民が多かったことをしのばせる。

竹串に豆腐の入れもんというのが鹿児島屋のホルモン焼き。

いくつかの部位をミックスしたかすかに獣臭のするワイルドな味である。

ホルモン焼きといっても鉄板で煮焼きにした、大阪西成でもよく見かけるスタイルである。

ほぼ満席だったが2人掛けテーブルに相席で座れた。

ボクが入ったとき相席のオッチャンはちょうどトイレに立ってて、戻ってくるやさっきの話の続きみたいに自然に話しかけてきた。

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オッチャンは「食べてや」と自分のアテをシェアしてくれたり、別テーブルの少々危険な香りのするオッチャンが、国道沿いでカラオケスナックやってるから来てやと名刺を渡してきたり。

尼崎は車谷長吉の小説そのまんまの街である。

ご近所さんが店頭で次々とホルモン焼きをテイクアウトしていく。

店員の姉さんが容器に盛るあいだ、客は鉄板の上のできたてをひと口つまむのが通例になっているのが面白い。

30代くらいか、シャレた身なりの男4人組が入ってこようとしたが姉さん断ってる。

「あのタイプは店内で勝手に動画撮るからイヤやねん」というのが理由らしい。

Youtuberみたいなのも来るのかも知れない。

ボクもなんとなく写真撮りづらくなってしまった。

阪神尼崎駅構内の阪神そばで〆。

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