どんな僻地に行っても必ずあるもの、それは郵便局とメシ屋である。
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ってことで四国山地を分け入ってやってきたのは「永渕食堂Shanti」。
ここは大豊町の山の奥の細道のそのまた奥。
「立地」という商売のセオリーをまるっきり無視した凄まじいロケーションである。
エアコンはないが、下界と比べて夏はいくぶん涼しい。
冬は山間部のマストアイテム、薪ストーブが鎮座する。
メニューはベジかノンベジの2種。
もちろんノンベジでよろしくどーぞ。
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ご飯にあらかじめかかってるのが豆カレーのダル。
小鉢に盛ってあるのがはちきん地鶏のカレー。
親鶏だけどとても柔らかい。
これにサラダと惣菜が数品ついたワンプレートで1200円。
食べ始めるとすぐにスパイスが効いてきて汗が噴き出る。
額からだけでなく、後頭部からうなじにかけてもツーッと。
シェフはインドから移住された方。
クロマニヨンズのTシャツ着てた。
「辛いの好きなら」と持ってきてれたチリクミン。
スパイス辛さにトウガラシ辛さも加わってもう無敵、毛穴も第3の眼もパッカーンだ。
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アプローチについて。
大豊インターからなら国道32号線、ラフティングのブルーアースさんを過ぎると見えてくる「永渕神楽」の看板を目印に。
道は絶望的に狭い。
左は崖でガードレールなし、右は側溝でフタなしという左右どちらへ踏み外してもアウトな場面もあって結構ハードだが、この看板が見えればもうすぐだ。
駐車スペースはこのとおり、お店へつながるわずかな私道だけ。
順に後ろから詰めていくしかない。
このときボクら含め3台のクルマが居合わせており、一番のりだったボクらがクルマを出すために他の2台も動かさねばならず大変だった。
シェフ曰く、2度目からは途中の神社に停めてくる人が多いのだそう。
確かにここなら広い。
もちろん正規の駐車場ではないから、地元の方がいれば声かけするなど、お店に迷惑のかからないようにしたい。