やんごとなき危機感のなか弊店は4/12(日)より当面、通常営業の自粛モードに突入し〼!
なおテイクアウトについては、今後を見据え実験的にやっていき〼!(11時半〜19時)
来月1周年やぞ!どないしてくれるんじゃワレッ!
※写真は山桜と謎の餃子の横断幕です。#大衆酒場dayandsea #高知テイクアウト pic.twitter.com/hDNruganD9
— なえだガタリ@大衆酒場Day&Sea (@gatari23) April 11, 2020
ターニングポイントは次の日曜、と予測したのが先週の日曜。
不幸にも的中し、2020/4/12(日)より弊店も営業自粛モードに突入した。
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むろん高知県から営業自粛要請があったわけではない。
自主的な経営判断である。
高知はわりと早くから個人飲食店の自粛の波がきてた。
そうしたムードから空気を読んだ自粛をした方も少なくなかったのではないか。
弊店前を流れる堀川は両岸が桜並木になってる。
東京の中目黒にも似たその光景は土佐目黒と呼ばれる桜の名所だ(自称)。
花見の時期までは、という思いがあった。
三密を避けるため座席を間引き、二ヶ所ある扉の開放、テラス席の用意、入店時のアルコール消毒、退店後のアルコール消毒を徹底した。
4/9に高知県も緊急事態宣言、の一歩手前宣言をし4/26まで昼夜を問わず不要不急の外出自粛要請が出た。
翌10日には宿毛市内のバーで集団感染発生である。
外出自粛要請はするが補償をともなう休業要請をしない政府、行政のやり方は、陰湿なパワハラで社員を自主退社に追いやるブラック企業に似ている。
営業自粛はあなた方の勝手な判断というスタンスだ、未必の故意と言っていい。
外出自粛で街はゴーストタウンと化し、営業などできる状況にないというのに。
そんな腐れ状況のなか、エビデンスなき営業自粛にだけは抗いたかったが事態は深刻、決断が遅れれば弊店が仲介所になってしまう懸念から今回の営業自粛を決めた。
ここらが悪魔に魂を売るか否かのデッドラインだろうと。
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いつまで休業するかはまったくの未定、一寸先は闇である。
当面はテイクアウトでサバイヴしていくしかない。
マッドサイエンティストよろしく頭髪を爆発させ、片目だけレンズのあるメガネをかけて夜な夜なスパイスを調合し、真心込めて作ったカレー弁当をリリースさせてもらった。
銭750円を頂戴している。
この超イカす包み紙は大阪のアーティスト2Yang氏の作。
コロナ禍でテイクアウトにシフトする個人飲食店向けに描き下ろしたものである。
ファミマのプリンタからフリーでプリントアウトできるようになってる。
詳しくは別記事で書く。
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包み紙には「おんがくのデザート」のオマケまで付いてる。
Asuka Andoさんの「好吃 HAOCHI」、ロボ宙さんの「GOOD ONE」をQRコードから聴くことができ、いずれも新曲とのこと。
コロナ禍へのカウンターアクションとしてこれほど気の利いたものがあるかね。
ワイドショーは星野源と並べて賞賛すべき。
#おうち時間、#stayhomeなどのハッシュタグも巣篭もりをポジティブに捉える動きだ。
弊店としても宅呑みをより愉快にできればと考え、オリジナルグラスを半額SALEにしている。
サイズは瓶ビール頼むと出てくるやつ、あるいは王将のお冷やグラスと同じである。
いつものバーリアル(AEONの安っすいビール)もこれで呑むと優雅になります。
詳細は大衆酒場Day&Seaオンラインストアへ。
ちなみに「Day&Sea」は「泥酔」の意。
いつまで休業せにゃならんかわからんし、そもそもコロナ禍の底がまだ見えない。
右も左も口をついて出るのは不安の言葉ばかり。
一億総ソフト鬱だ。
不安に押し潰されて買い占めに走るテイカー(奪う人)が増えるのも無理のない話。
反面、2Yang氏らのようなギバー(与える人)に救われることもある。
スターウォーズの暗黒面と光明面みたい。