トム・ミッシュ「Geography」!ディスコチックな老練ネオソウル!

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「Beat Tape 2」と「5 Day Mischon」の2枚のミニアルバムでハマったので、トム・ミッシュ(Tom Misch)のパーソナリティについて調べてみた。

まだ20代前半のUKの新鋭アーティストである。

ネットに上がってくるのはモスデフ、バスタ・ライムスのリミックスワークやポストJ・ディラ的ビートメイカーといったゴリゴリヒップホップな側面であり「へえ」と思った。

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メロウなネオソウルものというイメージだったが、今の若い世代は空気を吸うように当たり前にそこにヒップホップがあり、自身の音楽的支柱になってるのだ。

ヒップホップとも親和性の高いブルーアイドソウルという意味で、誰が言ったか「UKのジャスティン・ティンバーレイク」とは言い得て妙である。

アルバムは全体的にメロウで、今様のネオソウル、ディスコ風味、スムースなヒップホップでトーンが統一されてる。

ゴールドリンク、ロイル・カーナー、デラソウルといったラッパーをフィーチャーした曲でも、ディスコに傾くダンサブルな曲でも、若さゆえのブーストを起こすことなく徹底的にメロウに抑制されてる。

収録曲にはスティービー・ワンダーの7:Isn’t She Lovelyや、パトリック・ワトソンの9:Man Like Youのカバーも含む。

サマソニ2018にも出演が決まっているそうで、そのあと地方公演もやってくれんかね。

是非ともライブで観たいよ。

、にしてもツボを心得てるというか、20代前半とは思えない老練ぶり。

これがホントの耳年増ちゅうやつですな。なんちて。

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