え、ダイビングやシュノーケルのポイントになってる浜が個人の敷地内にある?
そんな情報を見かけたのは大月町の居酒屋&宿「幡多郷」のホームページである。
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浜の名前に込められた敬意
こちら山本さん宅のおバァさんがご厚意で受け入れて下さったため、敬意を込めて「バァ浜」と呼ばれている。
このように普通のお宅である。
ご主人に今日こちらで遊ばせてもらう旨申し入れたところ、一見のボクらに快諾下さりトイレも使っていいとのこと。
駐車場、水道、トイレ完備のプライベートビーチ
海から上がればここで海水を洗い流すことができる。
このへんが「バァ浜」のすごいところ。
普通は何の設備もないからプライベートビーチたるのであり、駐車場、水道、トイレ完備のプライベートビーチって聞いたことがない。
ダイバーと山本家との友好関係の賜物
こちらの看板をみていただきたい。
バァ浜を愛するダイバー有志によって、山本家との友好関係を築いてきたからこそのアメニティなのである。
ネットで知って一見で訪れたボクらは、彼らが長年積み上げてきたもののお裾分けに預かっているということを忘れてはならない。
まるで星座表のような、見た目にも美しいバァ浜の海中マップ。
現在はジョニーさんという方が中心になってバァ浜の開拓と保全につとめられているようだ。
もし行かれる方はジョニーさんのブログ「ジョニーのセルフダイビングしよう!高知県│柏島│沖縄県」のご一読をおすすめする。バァ浜の情報量がすごい。
協力金としてクルマ1台につき300円
ご商売でされているわけではないが、駐車料金はクルマ1台につき300円。
水道、トイレの利用も含めた協力金ですね。
浜へ
畑を下って、
トンネルを抜けると、
バァ浜である。
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玉砂利の浜だから砂まみれにならない
砂ではなく玉砂利の浜で、日陰もあるから荷物もそのまま置ける。
ただしフナムシが結構います。
大の虫嫌いのボクですが、なぜかフナムシは平気なクチである。
で、初体験だったのがフナムシって噛むんですよ。
こっちが動いてると逃げるけど、じっとしてると岩と間違えて登ってきて噛む。
腫れやかゆみの症状は出ないらしいですが、そこそこ痛くてびっくりします。
客はボクらだけ。
まさにプライベートビーチ。
沖に船が停泊して、ダイビング講習をしいた。
初めての海ではどこまでがセーフティゾーンか判断が難しいから、船をブイに見立ててその内側で遊んでました。
シュノーケリングでぷかぷか浮いているだけで出会えるこの魚群
海に入るとまず出迎えてくれるのが、この青いやつ。
いかにも熱帯な色。
恐いくらいの群れ。
人懐っこいコイツら。
手をのばすと近寄ってきます。
コイツとかアイツとか、魚の名前知らなくてすいやせん。
シマシマのやつ。
うまそうなやつ。
横顔を撮りたいのに、何度撮り直してもカメラ目線な、色が派手なやつ。
サンゴもたくさん見れました。
ボクらはダイビングではなくシュノーケリングでした。
この日は若干曇りがちだったのと、水も少し濁ってたかな。
地図はあえて載せないけど、ネットで調べれば場所はわかるかと。
個人宅の庭先をお借りしていることを忘れずに、貴重な遊び場を無くさないようローカルルールはしっかり守りたい。
シュノーケリングの方は万一の事故で迷惑をかけないためにも、ライフジャケット着用は必須である。