森田農園さんからご紹介いただいたコチラのお店。
高知は京町商店街、チャレンジショップ内にお店を構える「MASACASA MUSIC」というCD屋さん。
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面白い移住者さんがいるよなんて聞いて気軽に覗いてみたら、控えめに言ってもガチでタダモノじゃない人!
こちらが店主のツヅキマサヒロさん。
19年住んだ米国LAから2018年2月に四国KOCHIへ移住されたばかり。
セレクトする音楽はご自身も一員だったLAのコミュニティ周辺のもので、全て友人知人の音源だという。
手に持っていただいたのはUKのバンド、プライマルスクリームの「More Light (2013)」というアルバム。
数曲をLAでレコーディングしているのだが、なんとレコーディングエンジニアでツヅキさんが参加してるとな!
個人的にプライマルスクリームといえば1991年の名盤「Screamadelica」以来追いかけてる大好きなバンドでむろん「More Light」もチェック済み。
クレジットを見ればプロデューサーのデビッド・ホームズやボーカルのボビー・ギレスピーに混じってツヅキさんの名が。
これはボノボのアルバム「Migration」。
2018年のグラミー賞にノミネートされたのでジャケットも記憶に新しい。
このアルバムでもツヅキさんの名が。
他にも絡んだ盤は数知れず。
19年間、LAのこうした音楽シーンにどっぷり身をおいていたわけか。
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ところでボノボの「Migration」をリリースする「NinjaTune」なんてUKのほんとにインディペンデントなレーベルである。
そんなインディペンデントな作品がグラミー賞に名を連ねるようになったのがちょうどこの20年ほどのこと。
アーティストと交流し、作品に貢献しつつシーンの変化を肌で感じるのはとてもエキサイティングだったろうな。
そのツヅキさんが今推しているのがご友人でもあるチカーノ系のミュージシャン。
レコードでかけてくれたのはチカーノ・バットマンとエル・ハル・クロイというバンド。
先日出演されたラジオでも流したという2曲を聴かせていただいた。
チカーノ・バットマン「Stoned Soul Picnic」。
エル・ハル・クロイ「Niños Viajadores」。
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今後は高知でLA仕込みのタコス屋をオープンするべく準備中とのこと。
で、タコスに欠かせぬハラペーニョは森田農園さんが提供するということだ。
ゆくゆくは加工品も含めてハラペーニョを新たな高知の名産品にしようと目論んでいるらしい。
しかしまあこのツヅキさん、穏やかな語りながらよく話す人である。
自分の人となりを目をキラキラさせて、それこそLA仕込みのモーレツアピールでガンガンにくる。
誰かボクに質問してなんて機会を待ってたら日が暮れる。
彼の静かなるマシンガントーク、ボクも見習わねばならぬ。
お店へは京町商店街からも入れるし、はりまや橋の目の前にも入り口があります。
こっち側のが雰囲気あるな。
そうそう、今をときめくカマシ・ワシントンの新譜も置いてあったので、まさかと思って尋ねたら友人とのことです。
カマシ・ワシントンやで?ヤバすぎるわ!
お店でもかけてくれたデラソウルの「And The Anonymous Nobody (2016)」。
スコンと気に入ってヘビーローテーション中である。
ヒップホップはもちろん、ネオソウル、R&B、ヘビーなハードロック調に寄った曲もあったり、大好きなデビッド・バーンも参加してたりとバラエティ豊かである。
で、これにもツヅキさんがエンジニアで参加してる。
デラソウルやで?ワテほんまによゆわんわ!