梅雨おしせまって肉欲す。
これ毎年この時期のクセみたいなもの。
夏バテ防止のエネチャージである。
ここは高知のレジェンド焼肉店イトエさん。
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真ん中が女将のイトエ姐さん。
ネット上では姐さんのキャラが際立ったお店として有名である。
Twitterのフォロワー氏などはこの店のことなら本1冊書ける、というから並々ならぬ入れこみよう。
入店するなり長年のなじみ客のような扱いが素敵なイトエ姐さん。
壁もメニューもとてもしゅんでいる。
とりあえずはタン、ハラミ。
明日はホリデーとなればオロシニンニクは大量投入マスト。
なんだかんだで1年以上ぶりの焼肉か。
高知では畑と食卓の距離が近くて野菜が美味いので、どうしてもそっちに偏る。
でも野生的な覇気を保つためにもお肉は定期的に食わないといかんと思う。
焼き物と混在してるからわかりにくいけど、イトエは一品メニューも充実してる。
焼肉ディナー使いだけじゃなく、カウンターでサクッと独り呑みってのもいいかもな。
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しっかり味なのでこれだけで生2杯はイケる煮込み。
焼肉屋とは思えないデコレーションのイカ刺し。
んねっとりとした極旨のイカでした。
イトエは呑まない人にも優しい。
ウーロン茶は無料、飲み放題である。
食後にはデザートにりんご。
イカ刺しの盛り付けといいりんごの切り方といい、厨房のおんちゃんが元割烹の板前さんなのか?
帰りしなにはお土産にトマトを持たせてくれた。
味やサービスはもちろんのこと、この手の名店には目に見えない良質のUX(ユーザーエクスペリエンス)があるような気がしますね。
言語化はできないけれど、そこに居たいと思わせる何かがある。
常連が付く店とはそういうことなのでしょう。