
この外観にホームラン。
ヤラれた、これはカッコいい。
内側の装飾テントには「喫茶食事・京」とあるが、表ののれんには「京食堂」と染めてある。
その僅差がシンコペーションとなってリズムを刻む、奥行きを生む。
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メニュー札は好物ばかりがズラッと。
中華そばor焼きめし、丼ものorカレーライス、Umm…どれも捨てがたい。
ん、待て。
これだけの品数だ、中には業務用食品を使った簡易なメニューもあるかも。
そのへんも勘案しないとな。

「もうじき帰ってくるきね」と居合わせた常連さんが教えてくれた。
あ、ママ外出中なのね。
メニューは迷った末、親子丼と決めて待つこと10分、ママ帰還。

奥からシャクシャクと玉ねぎを切る音が。
やった、お手製確定じゃん。
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どやっ。
散りばめられた縦切りすまきの嬉しみよ。
親子丼は練り物で華やかになる。

非常にグッドルッキングな親子丼である。
いらんことをしていない。
ずくずくにつゆだくなのもオールドスクール。
食べログより
なんと京食堂さん、営業は朝の8時から。
食べログではなぜか「掲載保留」となってるけどガシガシ営業してはりますよ〜。

アテメニューにニヤリとさせられる。
朝メシ、昼メシ、昼呑み、喫茶、晩メシ、晩酌。
あらゆるライフスタイルにはめ込み可能なコンビニエンスなカフェレスト、それが京食堂である。

とはいえ朝から晩までママ一人で切り盛りするのは大変だろうな。
ご自愛のうえ継続してほしい。
300円のオロナミンCを飲んで及ばずながら応援したい。
