8年前の遍路で出会った友人と岡山で呑む。
「鳥好」という超人気店。
見ての通りの大衆店にして、ミシュランの星を持ってるとかで16時の開店とともに文字通り客が雪崩れ込む。
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鳥酢とままかり。
鳥酢の下に敷いてあるのは春雨。
サワラのお造り。
写真撮り忘れてたけど赤貝のお造りも肝付きで美味かったなあ。
厨房前にカウンター、壁際に小上がり、中央に巨大な長テーブルが5列ほど並ぶかなりの広さ。
長テーブルでは連れと向かい合わせではなく隣合わせで座るルール。
とにかくスゲー活気、むせ返るような酒場の喧騒と人いきれである。
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「鳥好」という屋号なれど焼き鳥だけにとどまらず、刺身、天ぷら、寿司、鍋ものとなんでもあってメニュー数はめちゃくちゃ多い。
中には悪フザケのネーミングもちらほら、これは「のりくらっち」というメニュー。
試しに頼んでみたらチーズののったクラッカーを韓国のりで巻くやつでなかなかに美味い。
のり、クラッカー、チーズで「のりくらっち」か。
くだらないけどこういうの楽しいね。
瀬戸内といえばイイダコの煮付け。
この日はイイダコがなくてマダコって言ってたかな。
遍路の思い出話で杯が進む。
楽しくて辛かった記憶は深く刻まれる。
お互い道中の細かいところまでよく覚えてる。