「立呑屋三角」!立呑み不毛地帯を逆走するグランジ酒場!

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高知は立ち呑み不毛地帯である。

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人口30万都市の高知市において、立ち呑み屋と言えばはりまや商店街の「あぁ〜(という屋号)」1軒という不思議。

高知市で1軒ならおそらく県内でこの1軒のみである。

聞けば過去にも立ち呑み屋がオープンしたことはあるが長続きしないらしい。

「どっしり腰を据えて呑む文化だから」というのがその理由。

それは飲酒費用No. 1の酒豪県としての矜持とも取れるが、単なる思考停止ではないかとも思うのだ。

悪くないよ、立って呑むのも。

立ち呑み行くなら県外かと割り切っていたところ、ニャンコ先生のブログで柳町に新たに立ち呑み屋オープンの報が。

「立呑屋三角」さん。

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バイト先のパイセンと中央公園で昼ビールしてたのでハイボールに変更。

「ざまにえい!」とは高知西南の幡多地方の言葉で「Very Good!」の意。

おでんには柚子胡椒を付けるスタイル。

大将は東京からの移住者で、以前は吉祥寺の名店「いせや」におられたらしい。

大阪西成のリアルゲットー酒場がお好きだそうで、この店もできるだけグランジ感を出したいという。

わかるわ〜。

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屋号の由来はお店があるのが三角地だからだが、大将としては西成にある三角公園にちなんで「立呑屋三角公園」としたかったらしい。

右で座って呑んでるキュートな女性がオーナーで、界隈に飲食店を数店舗展開するやり手さんである。

豚ホルモンが最高っす。

フと見上げれば天井に春画曼荼羅。

この悪ふざけ感もいい。

「高知に立ち呑みは合わない」というジンクスなど逆走してカチ割ってしまいそうである。

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